<DeNA2-7中日>◇14日◇横浜
中日4番平田良介外野手(26)が攻守の大活躍で大野の初勝利を援護した。初回に1死一、三塁の好機で尚成から先制適時打を放つと、5回にはバックスクリーンへ運ぶ中押しの3号ソロ。4月10日ヤクルト戦以来、27試合ぶりの1発に「打った瞬間入ると思ったし久しぶりにいい感触。いいところで1点取れてよかったです」とにっこり。これぞ4番の働きだ。
守備でも魅せた。3回先頭荒波のライナーが右翼後方を襲った。だがヒットにするつもりはなかった。瞬時に後方ダッシュすると、ジャンプしながらつかみ取り、フェンスにぶつかってもこぼさなかった。「風がフォローで伸びると思っていました。守備は一番自信があるので」。球場の構造や風向きも頭に入れていたからこその美技誕生。“守れる4番”に胸を張った。
今季から主砲を任され、初めて味わう重圧と戦っている。「自分が打てずに負けると、今まで以上に責任を感じます」。打てなくても、自分だけの問題で片付けられた。だが今では、みんなの生活がかかっていると変化。打撃練習から1球たりともムダにしなくなった。気持ちの張りも打率3割1分4厘と好調キープの要因だ。「チームは波に乗っているので、自分も乗っていきたい」。ノリノリ4番が4連勝を導く。【松井清員】



