<西武3-3日本ハム>◇17日◇西武ドーム

 西武森友哉捕手(19)の4試合連続本塁打は次戦以降に持ち越された。同点で迎えた延長12回2死走者なし。午後10時を回り鳴り物応援がやんだ西武ドームが大歓声に沸いた。「代打・森」がコールされた。「7回ぐらいから準備していた。気持ちだけは切らさないようにと思っていた」と集中力をとぎすませ、36歳の日本ハム武田勝と対峙(たいじ)した。

 フルカウントからの6球目。高めに浮いた116キロのスライダーを豪快に引っ張り、右翼ポール際へ特大ファウルを打ち上げた。距離は十分だったが「ちょっと(開きが)早かったです」と少し残念そうな表情を浮かべた。最後は四球を選んだ。野球規則の「連続記録の規定」により、四球だけの試合は中断されたことにならないため、高卒新人では史上初となる4試合連続本塁打は今日18日ソフトバンク戦以降にお預けとなった。

 左投手への継投が確実な状況での代打起用がステージアップを証明している。田辺監督代行は「投手の右左は関係ないタイプになってもらわないと困る選手。そういう起用をしていく」と説明。連夜の延長戦の大トリに迷わずルーキーを指名した。チームは2戦連続の引き分けに終わったが、またしても森がスポットライトに照らされた。【為田聡史】