<オリックス0-1ソフトバンク>◇17日◇京セラドーム大阪

 オリックスが首位ソフトバンクとの直接対決第3戦を落とし、1分けを挟んだ連勝は6で止まった。後半戦初となる0-1での完封負け。わずかな差が致命傷となっての黒星だった。

 先発のルーキー吉田一将投手(24)は投球内容で、初対戦のソフトバンク打線を圧倒した。初回からエンジン全開。1球目から8球連続で真っすぐ勝負。最速147キロを計測した直球を主体に8回を投げ、被安打2。ただ、唯一失点した6回の1点は無安打で献上。先頭明石に四球を与え、2度けん制しながら次打者中村の初球にあっさり二盗されたのがきっかけ。森脇浩司監督(54)は「申し分ない投球」としつつ「投球だけで勝てる時代じゃない」。けん制に関して癖を見破られていた可能性もあるが、打線の援護なく、プロ入り最多111球の熱投も2敗目となった。

 最大の好機は7回。無死一、三塁で、前日16日に決勝打の代打鉄平が空振り三振。2死満塁では糸井が投ゴロに終わった。4回まで3イニングで得点圏に走者を進めたが実らず。この日10残塁。森脇監督は「後手を踏んだ試合。あってはならない」。7回の逸機より、120キロ前後の緩い球を軸としたソフトバンク武田に序盤から対応できなかった点を敗因とした。

 チームは日曜日に、これで8連敗。京セラドーム大阪でのソフトバンク戦連勝も7で止まった。首位との差は再び3ゲーム。苦い敗戦をペナント最終盤に生かすしかない。【松井周治】