巨人が、高橋由伸外野手(39)に対し、来季の兼任コーチ就任を打診している。リーグ優勝した9月26日以降に要請を行い、本人は熟慮している。高橋由は7日の練習後「僕の方から何も言うことはないです」と話した。生え抜きの看板選手に対し、球団は将来の指導者として大きな期待を寄せている。

 今季は出場72試合で打率2割8分6厘、6本塁打、29打点。代打で勝負強さを発揮し、定位置を確保した。しかし8月24日の中日戦で右手を痛め、9月2日に右手中指伸筋腱(しんきんけん)脱臼の修復手術を受けた。日本シリーズでの復帰を目指し、現在ジャイアンツ球場で調整を行っている。今回の離脱は故障であり、力量に衰えはない。

 2月に臨時コーチを務めた松井秀喜氏(40)は来季、指導者として入閣しない公算が大きい。球団にとって、高橋由は長くチームを支えてほしい人材。選手に軸足を置きながら、指導者としての経験を積んでほしい狙いがあるとみられる。