巨人がCSファイナルステージの初戦に、エース内海哲也投手(32)を起用することが7日、分かった。今季は開幕から9試合白星に恵まれず、7勝(9敗)にとどまったが、後半戦に6勝と復調。チーム勝ち頭の菅野が右肘痛でCSでの登板が絶望的な中、エースの看板を背負って、投手陣を引っ張ってきた男が、初戦を託されるのは自然な流れだった。
フル回転できる能力も、理由に挙がる。先発ローテは内海、沢村、杉内、小山の4人が濃厚。5戦目以降にもつれた場合、スタミナ豊富な内海なら中3日で先発することも可能となる。過去には、12年の中日とのCSで、中3日での先発を経験。昨年の日本シリーズでは5戦目に先発し、中2日でリリーフ登板した。責任感が強く、ここぞの底力は短期決戦で生きる。
この日は、ジャイアンツ球場で調整を行った。明日9日にも行われるシート打撃登板に向け、ブルペンで44球。長野が打席に立ち、実戦を想定しながら投げ込んだ。「いつも通りです。(調整は)特に変わりませんよ」とコメント。9日に登板すれば、中5日の間隔で初戦に回れる。
川口投手総合コーチは「CSは初戦がとにかく大事。初戦に負けても、1勝1敗で2戦目に一番信頼の置ける投手を持っていくという考え方もできるけど、初戦に勝てれば波に乗れる」と初戦の重要性を強調した。「初戦は経験がものを言うよね」とも加えた。3年連続の日本シリーズ進出へ、内海が先陣を切る。
◆CSファイナルステージの巨人ローテ予想
左右のジグザグローテを組むことが予想される。第1戦が左腕の内海ならば、第2戦は右。もつれた場合にリリーフでの待機も可能な沢村が、筆頭候補に挙がる。流れを左右する第3戦は経験のある杉内。第4戦には今季、東京ドーム無敗の小山が予想される。



