日本ハム中田翔内野手(25)が初の打点王を獲得した。7日、パ・リーグの全日程が終了。リーグでただ1人、大台の100打点で初タイトルが確定した。球団では10年小谷野以来8度目(7人目)の快挙。25歳での打点王獲得は70年大杉勝男に並ぶ球団最年少記録だった。「周りの選手のおかげ。感謝しています」。喜びより、多くのチャンスを演出して回してくれたチームメートへの感謝でいっぱいだった。

 コンスタントに勝負強さを発揮した。本塁打は右手第5中手骨の亀裂骨折で戦線離脱した昨季より1本少ない27本。打率も2割6分9厘。3割を超えた昨季から下げながら得点圏では2割9分5厘と奮闘。「打点は僕の前に塁に出る人がいるから。犠牲になってバントをしてくれたりする人がいるから」と、チームのために積み重ねた結果だと強調する。今季は右太もも裏痛や、7月に左膝に死球を受けるなど下半身に不安を抱えながらの戦いも大きな勲章を手に入れた。

 この日は、札幌ドームでの全体練習に参加。CSへ向け、リラックスムードで調整した。「(雰囲気は)いい感じだと思います」。打点王の肩書を引っさげて、リーグ3位から下克上での日本シリーズ進出をけん引する。【木下大輔】