中日森繁和ヘッドコーチ(59)が11月にもキューバに渡り、新外国人調査を行うことが7日、分かった。今オフも昨年に続いてドミニカ共和国で外国人探しを行うがその際、人材宝庫の隣国にも初めて乗り込む。すでにビザも取得済みという。
中日は今季も7月末の期限までキューバ投手の調査を行ったが、情報不足もあって獲得に至らず。球団も「ヘッドの目で直接確かめてほしい」意向がある。
野手はルナとエルナンデスの残留が決定。ターゲットは投手になりそうだ。昨季15勝3敗でリーグ最多勝&MVP右腕のヨスバニ・トーレス(33)をはじめ、09、13年のWBCでエース格だったイスメル・ヒメネス(28)、最速150キロの真っすぐが武器のウラジーミル・ガルシア(26)らの名前が挙がる。
中日がキューバ選手を獲得すれば、02年から3年間在籍した内野手のオマール・リナレス以来になる。
またドミニカ共和国には森ヘッドに加え、初めてフロントから西山球団代表も同行。有事の緊急補強にも備え強固なパイプ作りにつとめる。