<楽天2-3オリックス>◇7日◇コボスタ宮城
オリックスにとって、収穫の多い今季最終戦だった。延長10回、守護神平野佳寿投手(30)が岡島を空振り三振に斬り、パ・リーグ新となる今季通算40セーブ目をマークした。星野監督の勇退試合で、超満員の楽天ファンの声援が渦巻いた。平野佳は「この球場で今までで一番の声援でしたが、その中で記録を達成できた。チームメートやファンに感謝したい」と笑顔。他の中継ぎ陣もCSに向けた調整登板をこなした。
打線も、CS初戦で対戦が予想される日本ハム大谷を想定し、同じ本格派右腕楽天則本を“仮想大谷”とした。1点を先行されたが、7回にT-岡田が24号同点ソロ。そして延長10回に2点を奪い逃げ切った。森脇監督も「CSに向けいい調整ができた。ベンチとしても手応えを感じるところもあったし、選手個々でも感じたと思う」と満足そうに話した。
これで今季の勝ち星は95年以来の80勝となった。優勝したソフトバンクより勝ち星は2つ多い。「それでもペナントに届かなかったことを、すべて終わってから洗い直したい」と指揮官。その前に、CSを突破し日本シリーズ進出、日本一を狙う。準備は、着々と進んでいる。【高垣誠】



