<フェニックス・リーグ:楽天1-4ソフトバンク>◇8日◇SOKKEN

 CS突破を目指すソフトバンクに暗雲だ。ベストメンバーで臨んだフェニックス・リーグ楽天戦で、4番李大浩内野手(32)が首の張りを訴え、2回に三振した1打席だけで交代した。指名打者で出場し、2、3打席に立つ予定だった。交代後はベンチ裏で首を冷やし、試合途中に球場を離れた。

 試合前のノック中に痛みを感じたという。新井チーフトレーナーは「本人は大丈夫、大丈夫と言っていました。できる限りの治療はしました。大事を取ってのこと」と説明。病院には行かず宿舎で静養した。今日9日の韓国ハンファ戦の出場は状態を見て決める。

 3月2日に背中の痛みを訴えオープン戦を欠場したことはあるが、リーグ戦では全144試合で4番を打った。打率3割、チームトップの19本塁打。68打点は自身も「物足りない。チームに申し訳ない」と反省しているが、9月は月別最多の16打点と勝負強さも戻ってきていた。

 首はシーズン中にも何度か張った箇所で早めに安全策をとった。15日のCSファイナルステージ開幕まで時間はあり、出場への影響はないとみられる。それでも実戦はあと3試合で、十分な出場機会がなければ試合感覚から遠ざかったまま本番を迎えることになる。藤本打撃コーチは「問題ない」と話すが、短期決戦で不動の4番の体調不良は不安材料だ。【石橋隆雄】