日本ハム栗山英樹監督(53)が9日、今季限りで引退する稲葉篤紀内野手(42)の「二段活用」をCS突破のカギに設定した。

 この日、北海道から大阪入り。ファーストステージに備え、移動してオフに充てた。稲葉は代打の切り札としての起用を軸に、スタメンで投入することも視野。「ここ一番というところでいってもらう」と柔軟に検討。4月に手術した左膝の状態が不安定なこともあり「壊さないように。(過度に)疲れさせたりとかしないように」と慎重に、戦力として登用していく構えだ。