西岡が悲願CS突破の切り札や!!

 阪神西岡剛内野手(30)が今日11日開幕のCSファーストステージに向けて意気込みを語った。「1年の戦いに入っていなかった。自分のチームや相手のチームについては言えない。僕個人は試合に出るつもりでスイッチを入れた」。故障続きの1年と決別すべく、全力を尽くす。

 最善の準備を尽くした。6日に宮崎入りし、フェニックス・リーグに参戦。右肘痛は癒え、7日DeNA戦から三塁でスタメン復帰していた。主力が大阪に帰っても、宮崎に残った。翌8日の西武戦はゴロが飛んでくるまで守備に就き続けた。この日も、三塁の定位置で入念にゴロを捕った。

 「日本シリーズもあるし、集大成とは言えないけど、チームとして最後の戦いがある。僕が試合に出て、チームの足を引っ張らないようにしたい。チームメートがここまで戦って、CSに連れてきてもらった。最後に貢献できるよう、全力で戦います」

 ロッテ時代の10年に3位から日本一を達成。主将としてチームを引っ張ったのが西岡だ。CSファイナルステージの試合前、西村監督も加わる円陣で「この男を日本一にしよう!」と鼓舞。ナインが結束した。下克上をなし遂げた男の存在は頼もしい。

 「ロッテはロッテ、阪神は阪神。比べるつもりはない。負けたら終わり。勝ちしかダメ。相手も倒す気持ちが強い。そういうチームに勝たないといけない」

 燃えなければプレーオフは勝てない。心震えなければCSは勝てない。短期決戦でもっとも大切な心意気を全身で体現する。【酒井俊作】