広島ライネル・ロサリオ外野手(25)が26日、新外国人選手のヘスス・グスマン内野手(30=アストロズFA)との争いに早くも闘志を燃やした。

 外国人選手の契約初年度年俸としては球団史上最高額の1億円プラス出来高で入団が決まったグスマンとは、1軍の外国人枠を争う。「来年は毎日試合に出続ける」と意気込むロサリオは、秘策を準備する。

 カージナルスのルーキーリーグに所属した06年に36盗塁をマーク。今季は1盗塁に終わったが、本来は俊足自慢だ。さらに足だけでなく「彼(グスマン)とぼくはタイプが違う。彼はユーティリティープレーヤーだが、ぼくはパワーヒッター。ホームランを目指しているんだ」と長打力への自信も見せた。秋季キャンプも外国人では珍しいフル参加で1軍に生き残る。【堀まどか】