広島がユニークな練習を実施した。

 27日の秋季練習で、菊池涼介内野手(24)ら野手が投げ、前田健太投手(26)ら投手が野手の守備位置につく投内連係を実施。緒方孝市監督(45)は「投手を含めた守りの野球」を目指しており、石井守備走塁コーチが発案。投げ手と受け手の互いの理解を深めることが目的だが、石井コーチは「守りが上達すると走者を背負っても気にせず投げられるでしょう」と投手の守備力向上を重視していた。