ソフトバンクが獲得調査を進めるメッツ松坂大輔投手(34)に対し、速攻ラブコールで早期決着を図る。松坂を含め米大リーグのFA選手は今日4日、日米で交渉解禁となる。大物右腕に素早くアプローチをかけ、4~5年の大型契約を提示する見通しとなっている。

 後藤芳光球団社長兼オーナー代行は10月31日に松坂について、「いい選手ですね。現場と相談しながら、チームにとって必要な戦力を、若手の成長につながるように総合的に判断したい」と獲得を示唆。3日にテレビ朝日系の「報道ステーション」に出演した工藤新監督も「まだ話は聞いていない」と前置きした上で、「使える選手と感じている。取れるものなら、取っていただきたい」と話した。またOBであるブルージェイズ川崎宗則内野手(33)も継続して動向を調査しており、日本復帰の場合は獲得に動く模様だ。