来季の復活を期すヤクルト田中浩康内野手(32)が「茶道」から手がかりを探る。過去にはバドミントンやバレエ、陸上などを自主トレに導入し、野球に生かしてきた。今オフの取り組みを聞かれると「茶道にすごく興味があるんです」と候補に挙げた。
今月上旬に出身地の京都を訪問したのがきっかけだ。「趣味を増やしたい」と清水焼の抹茶わんセットを購入。お茶に興味があると知った周囲から、千利休が提唱する、相手への気遣いや準備の大切さなど茶道における7つの心得を表す「利休七則」を伝え聞いた。
その茶道の心得が自身の境遇に重なった。今オフは「どんな状況でも試合に出たいしチームの役に立ちたい」と本職でない外野や一塁も練習中。それだけに「周りへの気持ちとか、全てに意味があり素晴らしい」と感銘を受けた。年明けには自主トレの一環として“お茶会”開催も検討する。「野球にもつながると思う」。和の心を磨き、チームの輪を作る。【浜本卓也】




