明治神宮野球大会(東京・神宮)の開会式が15日、都内で行われ、大学の部に出場する道都大の工藤研太主将(4年=駒大苫小牧)が、開会式で選手宣誓を行った。70年前に行われた戦時中の早慶戦のエピソードを盛り込んだ宣誓では、平和な時代で野球ができることへの感謝を込めた。式終了後には母校の佐々木監督にあいさつに行き「完ぺきじゃん」と合格点をもらって笑みをこぼした。あす17日の初戦は、日本ハムのドラフト3位、岡大海内野手(4年)を擁する明大が相手。「同じ学生ですし、今までやってきたことを出して勝ちに行きたい」と話した。