広島で「炎のストッパー」と呼ばれた故津田恒実投手の長男で、東京新大学リーグ・東京国際大4年の大毅投手が17日、東京学芸大戦でリーグ戦初登板した。打者1人に四球を与えて降板したが「最後に投げさせてもらえて、感謝したい」と感慨深げに話した。元広島監督の古葉竹識・東京国際大監督の指導を受けるため、九州の大学から編入。腰のけがなどで主力になれず、最終戦が初マウンドになった。卒業後は一般企業への就職が決まっており「多くの人に愛された父に、人間として追い付きたい」と話した。親子2代を指導した古葉監督は「精いっぱいやって成長した」とねぎらった。