<福岡6大学:日経大7-5九共大>◇2回戦◇7日◇福工大野球場

 福岡6大学は福工大が2季連続V。ドラフト1位候補の九共大・大瀬良大地投手(4年=長崎日大)は敗れ、大学野球を終えた。

 九共大・大瀬良の学生野球が終わった。06年春以来15季ぶりの4位に終わり、秋の神宮への挑戦権を得られなかった。2点を追いかける6回から2番手で登板。9回に味方が同点に追いついたが、12回2死満塁から左翼へ2点適時打を許した。前日131球完投の疲れは隠せず敗戦投手に。「最後は体力的にきつくて、腕が振れなかった。最後は笑って終わりたかった。早く終わって何も考えられない」と涙を流した。3年まで1敗しかしていなかったが、4年春は3敗、秋は4敗と苦しんだ。「もっと投球の幅を広げていかないと」。プロの世界でさらなる進化をするつもりだ。