WBC台湾代表の日本ハム陽岱鋼外野手(26)が3月の本戦へ向け、順調な調整ぶりを披露した。7日、紅白戦に白組の1番中堅で先発。フル出場して2ラン本塁打を含む4打数2安打3打点と爆発した。「コンディションもバッティングも、いい感じ。例年より、いい」と、手応えも十分。第2打席はバックスクリーン上部を直撃する125メートル弾で、パワーアップした姿を見せつけた。

 オフの成果が出た。「強い体を作りたいな」と、ウエートトレーニングで筋肉は進化した。きっかけは、初めてフルイニング出場した昨年の経験だ。シーズン終盤に感じた疲労感は、体力強化を決意させた。現在、体重は約87キロで昨年よりも4キロアップ。「力がついたなと思う。力を抜いて(スイングしても)あれだけ飛んでくれると自信がつく」と納得の打球だった。

 ただ、満足はしない。「思ったより違う。もっともっといけると思う」。タイミングの取り方や、軸足となる右足の使い方など、求めるレベルは高いが「最初は不安もあった」と話したチームの核弾頭は笑顔を見せる。着実な進化を実感していた。【木下大輔】