Aブロックで、メインに登場した棚橋弘至(39)が、真壁刀義に敗れ開幕戦から2連敗となった。

 左肩負傷から約2カ月ぶりに復帰した棚橋は、真壁と一進一退の攻防を繰り広げた。しかし、粘りが続かず、コーナー上から真壁に後頭部からマットにたたきつけられた。最後は、キングコングニーをもろに食らい、3カウントを聞いた。

 インタビュールームに戻った棚橋は、開幕戦同様、起き上がることができなかった。「G1クライマックスは甘くないね。大丈夫、あきらめないから。オレが大丈夫といえば、全部大丈夫」と、自らを奮い立たせていた。一方、勝った真壁は「おい、見たか、コノヤロー。開幕2連勝か。こんなのなかったな」と満面の笑みで話していた。