IBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(34=大橋)は落ち着いた表情で調印式に臨んだ。

 日本勢ではこの2日間6試合中で最年長の34歳。「数字の上の話。体は衰えたと思っていないし、フィジカルは落ちていない」と胸を張った。3階級目で3度目の防衛戦となる。「勝ったり負けたりのキャリア。立ち上がる姿や、1回落ちてももう1度立ち上がっていけるんだと感じてくれる試合をしたい」。王座統一戦となるがグローブはチャンピオンカラーの赤。ベルトを渡すつもりはない。