ボクシングIBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)は5月20日の2度目の防衛戦(東京・大田区総合体育館)に向け、経験豊富なメキシコ人パートナーとのスパーリングで調整した。

 WBA世界ライトフライ級7位でIBFにミニマム級への転級が後日発表されるビンス・パラス(19=フィリピン)とのV2戦に向け、2日に都内の所属ジムでホブ・ソラノ・サラザーロ(43=メキシコ)と5回のスパーリングに臨んだ。スピードで上回ると、強烈な左ボディーブローなどをヒットさせた。

 最終5回には「倒しにいった」と連打でサラザーロをロープ際まで追い込んだものの、ダウンを奪うことはできず。「倒したかったんですけど、相手がタフでしたね。やりにくい相手とスパーリングすることは良い経験になります」と前向きだった。