女子プロレスラー風香(24=フリー)が7日、年内に2度目のシュートボクシング(SB)参戦を希望した。東京都台東区のシーザージムで、シュートボクシングの02、04年S-CUP王者で05、07年のK-1ワールドMAX世界王者のアンディ・サワー(26=オランダ)から直接指導を受けた。

 「天女をイメージした」という水色のSB用新コスチュームで登場した風香は、サワーが得意としている左レバーブロー、ローキックとの基本的なコンビネーション、さらに自身の希望でハイキックを細かくていねいに指導された。風香は「次のシュートボクシングではローキックで勝ちます。プロレスでは今年は海外に目を向けているので、このハイキックを使って世界中で勝ちたいです」と笑顔。サワーは「フルパワーじゃないのに痛かった。もっと強くなっていろんな大会で活躍してほしい」とエールを送った。

 最後に風香が「思いっきりお尻を蹴って欲しい」とリクエスト。戸惑いながら軽く蹴るサワーに「もっと強く」と要求し、強烈な一撃を浴びた風香は昇天。「明日(お尻)腫れますね」とうれしそうだった。