<OSAKA女子:大阪大会>◇21日◇大阪・世界館◇204人

 大阪に地域密着団体「OSAKA女子プロレス」が旗揚げした。生え抜き選手はデビュー戦を迎えた下野佐和子(21)のみ。現場監督のGAMI(41)は「OSAKA女子を見せるならこれしかない」と下野のデビュー戦をメーンに抜擢した。結果はデビュー2年目の花月(17=仙台女子)に13分9秒、バックフリップで敗れたが、新人2人のシングルマッチは気持ちをぶつけあう熱戦を展開。試合後には客席から大きな拍手が送られた。GAMIは「大成功。久しぶりに感動した。未来が開けてきた」と大絶賛。その場で24日のWAVE東京大会にオファーした。現役時代はバッドナース中村としてFMWで活躍していた中村理恵コーチも「メーンの役割を果たせたと思う」と教え子に合格点を出した。下野は「一生懸命やった。もっともっと練習を重ねて、強いプロレスラーになりたい」と話し、夏に予定している第2回大会ではさらに成長した姿を見せることを約束した。