WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(ワタナベ)が同ジムの先輩のために一肌脱いだ。28日、東京・後楽園ホールで開催されたワタナベジム主催の興行で、メーン予定だったノンタイトル10回戦の福原力也(ワタナベ)-ヤコブス・エルーカ(インドネシア)戦が、エルーカの負傷により中止となった。内山は「尊敬している先輩」という福原のため、2分3回の特別スパーリングでリングに登場。1300人のファンを喜ばせた。

 内山は「午後1時ぐらい、練習前に連絡があった。会長が連絡してきてくれたということは、それ相応に大変なんだなと思いましたね」と苦笑い。「今日は3部練習です。疲れていたわりには、動けたかな」と話した。