16日に英ロンドンで行われた米総合格闘技UFC120大会に出場した秋山成勲(クラウド秋山道場)が18日、帰国した。メーンでマイケル・ビスピン(英国)に0-3の判定負けした後、すぐに脳などの検査のために病院に直行したが、大きな異常はなかったという。ただ激しい打撃戦を展開したため、帰国時は顔面の腫れが残っていた。

 今年7月のクリス・レーベン戦に続く連敗で、これでUFC戦績は1勝2敗。3試合連続でベストバウト賞にあたる「ファイト・オブ・ザ・ナイト」を受賞したものの、秋山は「悔しいだけです。試合が終わった時点で負けたと思った。効いているパンチはなかったのですが、向こうを調子に乗らせてしまった」と反省していた。