<LLPW:東京大会>◇25日◇東京・銀座ベノア

 神取忍(46)率いるLLPWが「復活祭」を開催した。女子プロレス初進出となる銀座のパーティホールは、キャパシティが180人強と大きくはないが、照明や音響の充実した設備、普段はダーツバーとして営業しているスタイリッシュな内装で、神取は「オシャレじゃん」とご機嫌。試合では堀田祐美子とのタッグで井上貴子、植松寿絵と対戦し、一本背負いから腕ひしぎ逆十字固めで植松からタップを奪った。試合前にはハーレー斉藤とともにいじめ撲滅活動の一環として子供たちに護身術を教え、エンディングではクリスマスケーキを顔面にぶつけられて笑いを誘った。ニコニコ動画で生配信するなど、団体の新たなスタートに神取は「力道山がチョップ1発で日本を元気にしたように、プロレスでLLPWを、女子プロレスを、日本を復活させないといけない。あらゆることに首をつっこむ。まだ実験の段階だけど、いろんなことをやって、プロレスのあり方を変えていきたい」と話した。関係者によると、今後は同会場での定期開催を視野に入れ、通常興行の開催も目指していくという。