KENSO(36)と大森隆男(41)の8年越しの因縁が再燃した。全日本プロレスは1日、都内で会見して、31日の名古屋大会(愛知県体育館)でKENSO、グレート・ムタの世界タッグ王座に大森、太陽ケア(35)が挑戦することを発表した。18日の東京・後楽園大会ではKENSOと大森がシングルで対決する。この日、会見したKENSOと大森は、03年に長州力が旗揚げしたWJでタッグを組んだが、KENSOが最初に離脱して翌04年の崩壊へとつながった。

 大森は「WJで最初に逃げ出した男。物事を悪い方向へ持って行く。俺とケアが奪って、世界タッグの権威を復活させる」。KENSOは「私、新日本、WJ、WWE、CMLL、AAAと、属した団体すべてで問題を起こしています。そのうちの1つに過ぎません」と一蹴。故ジャイアント馬場さん時代の全日本所属だった大森に対して、武藤敬司社長から内田雅之社長に替わった新生・全日本を強調。「まさしく馬場全日本とKENSO(内田)全日本の戦い。ジャスト・リアル・ビチッと決めます」と宣言した。