人気女子格闘家RENA(20=及川道場)がシュートボクシング(SB)「Girls

 S-cup2011」(8月19日、東京・SHIBUYA-AX)へのワンマッチ出場を発表した。

 同大会はRENAの人気、活躍で女子SBが盛り上がったことから09年にスタート。09年の日本トーナメント、10年の世界トーナメントと連覇中で「私がいたから始まった」と語るなど、RENAは同大会の顔となっている。

 しかし、今年は4月23日の神村エリカ(18=TARGET)戦でエキシビションながら初のダウンを喫し、6月5日のSB日本レディース王者決定戦では高橋藍(29=シーザージム)に敗れた。かつてないほどの挫折感を味わい「引退も考えた」というRENAだったが「支えてくれる周りの方の温かさを感じた。ここからの巻き返しに期待してもらいたい」と出場を決意。

 シーザー武志会長は「前回の世界(トーナメント)を勝っているので特別枠。今回(日本トーナメントに)出なくても、次の世界には出てもらう」と、ワンマッチ出場となった経緯を明かした。対戦相手は未定だが、RENAは「誰でもいい。今回は自分との戦い」と力強く話した。

 同大会ではSB日本女子フライ級王者・高橋とWPMF&WMC世界女子ミニフライ級2冠王・神村による女子立ち技頂上決戦が決定しており、日本トーナメントの出場選手発表、組み合わせ抽選会は近日中に行われる。