31日に東京・日本武道館で行われるWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦の前日計量は30日、東京・赤坂のTBS1階にある特設スペースで開催された。同級王者ウーゴ・カサレス(33=メキシコ)、挑戦者の同級7位清水智信(30=金子)はともに52・1キロのリミットで一発パスした。

 5度目の防衛戦をとなるカサレスは「フィジカルコンディションは問題ない。クレバーな試合がしたい」と口にした。一方の清水は「今回は減量もなく、体調もいい。明日は最高の試合をして世界王座を絶対にとりたい」と話した。

 なお29日までWBAの正式承認が確認されていなかった同タイトルマッチだったが、この日までにWBAの立会人となるアラン・キム氏や日本ボクシングコミッションに正式な文書が届き、WBAの承認が確認された。