世界ボクシング評議会(WBC)フライ級の元チャンピオン、内藤大助(宮田)のボクサーライセンスが30日、37歳の誕生日を迎えたため失効した。日本ボクシングコミッション(JBC)によると、内藤は昨年末までに更新手続きをしておらず、JBCの年齢制限規定によりライセンスを失った。

 宮田ジムによると、内藤は去就の結論を出していない。元世界王者らについては最終試合から3年以内ならライセンスの再交付申請を認める特例があるため、内藤の再取得に大きな支障はない。

 2009年11月に世界王座から転落した内藤は、昨年5月の再起戦で左手中指を骨折後、試合から遠ざかっている。