神戸区検は13日、試合前に同僚のプロレスラーを殴って重傷を負わせたとして、傷害容疑で逮捕された元プロレス選手ら2人を暴行罪で略式起訴した。

 神戸簡裁は同日、埼玉県八潮市、多留嘉一元選手(47)に罰金30万円、福井県坂井市、正田和彦選手(36)に罰金20万円の略式命令を出した。

 2人はそれぞれ「TARU」と「MAZADA」のリングネームを名乗り、暴行を受けた「スーパー・ヘイト」こと平井伸和さん(41)とともに悪役グループとして全日本プロレス(東京)の試合に参加していた。