プロレスリングWAVE>23日◇新宿FACE◇観衆176人

 佳境を迎えた「DUAL

 SHOCK

 WAVE2013タッグリーグ戦」は大混戦状態。そのなかで一気に存在感を示したのが桜花由美&華名組の”ジャイアンズ”だ。

 この日、3連勝と無傷のトップを走っていた浜田文子&山縣優組と対戦。文子のAPクロスから山縣のローキックを食らった桜花がフォールを奪われそうになったが、体を入れ返ると逆転の3カウント。時間切れ引き分けまであと3秒というなかでの勝利だった。

 桜花は「もうこれ以上(技を)食らったら無理という中でもう捕まえるしかないと思って丸めこみました。優勝したら(優勝特典である)WAVEタッグに挑戦して、ベルトを取って、ベルトホルダーになります」と公約。自身のWAVEシングル王座、華名のJWP無差別級王座の保持に加え、WAVEタッグ取りを視野に入れた。

 なお、同リーグ戦は3回引き分けるか負けると失格になるサバイバルルール。この日、大畠美咲&紫雷美央組、渋谷シュウ&チェリー組がこのルール適用となり失格となった。残る6チームの中GAMI&水波綾組、春日萌花&中川ともか組、星ハム子&下野佐和子組が2敗、他の3チームも1敗を喫している。いかにして負けか引き分けを防ぐかがリーグ戦突破のカギとなってきた。

 決勝は10月6日、新木場1stRINGにて行われる。