女子プロボクシング旗揚げを有森さん応援
女子プロボクシングの「応援団長」に、女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん(41)が就任することが8日、分かった。女子の旗揚げ戦「G Legend JPBA 女子プロボクシング立ち上げ記念興行」は9日、東京・後楽園ホールで行われる。有森さんは女子の元五輪選手とともにリングサイドで観戦し、選手たちを激励する。日本の女性アスリートの象徴的存在の有森さんが、今後も新たな女子プロスポーツの発展のため、サポートをしていく。
マラソンの女王が、女子プロボクシングを全面的に応援する。有森さんは「過酷なスポーツに挑戦する女性アスリートを目の前で見たい」と9日の旗揚げ戦に訪れる。バスケットボールのアトランタ五輪代表の原田裕花さん、バルセロナ五輪に米国代表として参加したヨーコ・ゼッターランドさんとともに、リングで戦う選手たちを激励。今後も普及、発展に全面的に協力していく。
女子プロボクシングの歴史的な旗揚げ戦。日本ボクシングコミッション(JBC)は、女子アスリートの象徴でもある有森さんに来場のオファーを出した。子供のころから漫画「あしたのジョー」が大好きだった有森さんも快諾。現役時代は倒れても立ち上がるジョーに自らを重ね、逆境をはねのけてきた。
新たなプロスポーツの普及、発展は、有森さんのライフワークにもつながる。96年にはプロ宣言をして、最初の「プロランナー」になった。02年4月にはスポーツマネジメント会社「ライツ」を設立。現在は元WBCミニフライ級王者の菊地奈々子(33=白井・具志堅)とも契約する。プロスポーツとして、女子ボクシングを確立させたい気持ちも強い。
この日、都内で旗揚げ戦の計量が行われた。メーンでWBC世界スーパーライト級14位ナタリー・ブラウン(29=米国)と対戦する日本人エースの風神ライカ(32=本名・来家恵美子)は一発でパス。有森の応援について「尊敬するアスリートの方なので、励みになります。ネバーギブアップの精神をリングで見せます」と、「有森効果」での勝利を誓った。
[2008年5月9日8時31分 紙面から]
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