プロボクシング元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏(61=大橋ジム会長)が、母国・横浜野球部の大一番勝利を祝福した。全国高校野球選手権1回戦の好カードとして注目された沖縄尚学戦は7-2で勝利。「もっと接戦になるのかと想像していたが、快勝だった。この優勝候補に、この勝ち方。おめでとうと言いたい。本当に期待が持てますね」と感想を口にした。
エース織田翔希投手(3年)が8回2/3まで投げて12奪三振。普段から選手育成面で交流の深い村田浩明監督(40)の投手起用について「村田監督は『この甲子園は織田に懸ける』と言っていた。その言葉の表れ」とキッパリ。試合前に村田監督からメッセージを受け取ったことを明かし「すべての試合を全力でやると。神奈川大会の時に変わらず、やるべきことを徹底したいと。最強のチャレンジャーの気持ちで、という内容でした。その言葉通りに打線も良かったし、みんな調子良さそうでしたね」と納得した。
最注目投手となる織田の投球にも目を見張った。織田のコンディショニング面のサポートをしている関係性もあり「本当緩急もすごくて、ピンチの時だけすごく本気を出して、余裕の表情でピッチングしていたようにみえました」と絶賛。さらに「横浜高の夏といえば僕が高校に入った時に3年だった愛甲猛さん、そして松坂大輔投手。松坂投手の時は自分が世界王者になった時と同じぐらい感動した。あの感動を超えて欲しい」から大きな期待を寄せた。
村田監督や織田ら中心選手たちは大橋ジムに所属する4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33)のジムワークを見学。織田は今年5月に東京ドームで行われた井上-中谷潤人(M・T)戦も観戦しているそうだ。大橋会長は「井上尚弥の怪物という愛称は松坂投手から取っている。この怪物を米国に連れていってモンスターにしたいという思いだった。織田投手は井上にあこがれている。今度は井上にあこがれている織田投手が怪物に、モンスターになってもらいたいですね」と熱いエールを送っていた。

