【ヤクルト石川雅規】46歳レジェンド流儀 若手に「教えて」果てぬ試行錯誤 前編

今年もあの舞台へ-。プロ25年目のヤクルト石川雅規投手(46)は今季、ファームで調整を続けています。ルーキーイヤーの02年から昨季までプロ野球記録の24年連続勝利を挙げた、球界最年長のベテラン。現役レジェンド左腕が応援してくれる人のありがたみ、1軍への思い、後輩との接し方について話しました。

前後編でお届けします。

プロ野球

★石川投手が語った主な内容

  • 1軍昇格への焦りと「必死こいてやるしかない」本音
  • 若手投手への「僕が正解とは限らない」という接し方
  • 25年間変わらない姿勢 最年長が若手に質問し続ける理由

◆石川雅規(いしかわ・まさのり)1980年(昭55)1月22日、秋田市生まれ。秋田商から青学大を経て、01年ドラフト自由枠でヤクルト入り。1年目に12勝を挙げて新人王。08年最優秀防御率、ゴールデングラブ賞。開幕投手9度、2桁勝利11度。06、08年に球宴出場。昨季までの24年連続勝利はプロ野球記録。24年連続安打もマークした。00年シドニー五輪日本代表。167センチ、73キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸3200万円。

練習を行う石川雅規(撮影・清水貴仁)=2025年9月

練習を行う石川雅規(撮影・清水貴仁)=2025年9月

「焦りがないと言ったらウソ」灼熱の戸田で

この場所で汗を流すのも25年目になる。

夏の2軍本拠地戸田。痛さすら感じる日差しのもとで、石川は若手選手らとともに練習、試合に励んでいる。

「もう僕らは必死にやって、1軍に呼んでいただけるまで頑張るだけなんで。正直、1軍の状況どうこうを考えている余裕はないですよね。焦りがないと言ったらウソですし。目の前のファームのゲームの…。立ち上がり打たれてしまったりとか結局そういうことが続くと、ずっと同じところでの繰り返しの課題なので。しっかり1軍のマウンドに呼んでもらえるように、必死こいてやるしかないですよね」

今季、2月の春季キャンプは調整を任され2軍組で調整した。

ついに迎えた今季初実戦マウンド。「薩摩おいどんリーグ2026」のJR九州戦(YOSHIKOUスタジアム伊集院)で先発したが、2安打と1四球で1死満塁とした場面で降板した。

4月22日のファーム・リーグ日本ハム戦まで実戦から離れて調整。以降9試合(8月10日現在)で投げているが、1軍昇格はまだない。

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2001年(平13)愛知県犬山市生まれ。2歳の頃から大阪府大阪狭山市で育つ。中高は管弦楽部に所属。神戸大から24年入社。
24年5月から主にアマチュア野球を取材、25年1月から阪神担当。26年はヤクルト担当。
大学時代はクイズ研究会などに所属。趣味はスポーツ観戦と坂道アイドルやロックバンドのコンサート、フェスに行くこと。幸せな瞬間は温泉地に行って日本酒を飲んでいるとき。