電通マン大渡セコンドは上司、70人応援も
「戦う電通マン」に頼もしい参謀! 7日開催の「K-1 WORLD MAX 2008」(日本武道館)に参戦する大渡博之(31=正道会館)のセコンドに、同じく電通営業局の上司である高橋功アカウント・スーパーバイザー(41)が付くことが分かった。試合当日は月曜日だが、仕事仲間や得意先など約70人が会場で声援を送る予定。国内最大手の広告会社が一丸となってサラリーマンファイターを後押しする。
サラリーマン大渡が、上司との二人三脚でK-1デビュー戦勝利を狙う。「セコンドには格闘技仲間で会社の先輩でもある高橋さんについてもらうことに決めました」。高橋氏は慶大少林寺拳法部出身で、86年には全国大会の最優秀選手に選ばれた実力の持ち主。プライベートでは和術慧舟会DUROジム(千葉市)に所属する現役ファイター。セコンドに付くにあたって「みっともない試合をしたら丸刈りだからな」。これには大渡も「…はい」と苦笑いするしかなかった。
実は、大渡のK-1デビューのきっかけをつくってくれたのも高橋氏だった。高橋氏は仕事で05年3月に総合格闘技「HERO’S」の立ち上げにも尽力。K-1を主催するFEGとも少なからず縁があったことから「トライアウトを一緒に受けてみたんです」。4月に行われた「K-1トライアルリーグ」では2人の対戦も実現。大渡のかかと落としが高橋氏の頭にさく裂し、7針を縫うけがを負わせた苦い経験もある。
実際に大渡と拳を交えた高橋氏は「(正道会館の軽量級全国大会で4度優勝という)実力はもちろん、179センチとミドル級では大きいのでリーチが生かせるのが武器」という。また当日は月曜日だが、高橋氏以外にも電通関係者やクライアントら総勢70人が試合会場に駆けつける予定。これまでは「どちらかというと視線は冷ややかだった」という大渡だが「格闘技にあまり関心のなかった仲間も見に来てくれるようで…。恐縮です」。広告会社最大手の一丸となったサポートを背中に受けて戦う構えだ。
先日の日本GPでは、同じくトライアウト出身の前田慶次郎(22=チームドラゴン)が準優勝に輝いた。「次は自分の番です」。ミドル級にも新たな旋風を巻き起こすことを約束した。【山田大介】
[2008年7月3日8時40分 紙面から]
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