新日本が全日本の武藤敬司(45)が持つIWGPヘビー級王座次期挑戦者を、TNA参戦中の棚橋弘至(31)に1本化したことが10日、分かった。中邑、後藤がG1タッグリーグ準決勝敗退。蝶野のコンディションも思わしくなく、新日本関係者は「短期間で全米ファンにインパクトを残した棚橋に期待したい」と白羽の矢を立てた。

 棚橋が出場した10月28日のTV録画大会4WAYマッチが、好試合を選ぶ視聴者投票で30%以上を獲得し1位。9日のPPV大会では、10人参戦のXディビジョンランキングマッチで4強に残り同投票4位。

 それだけにTNAフロントも高評価で、既に長期参戦のオファーを提示。棚橋自身も継続参戦か至宝奪還で心が揺れているという。