<全日本:東京大会>◇11日◇東京・JCBホール◇2800人

 チャンピオンカーニバルで鈴木みのる(41=パンクラス)が史上3人目の2連覇を達成した。優勝決定戦で遺恨を深めていた船木誠勝(41)と激突。痛めた左ひざを集中的に攻められて劣勢だったが、得意の裸絞めと逆落としの連続技で逆転し、13分37秒、裸絞めでギブアップを奪って勝利した。92、93年と連覇したスタン・ハンセン以来、17年ぶりの快挙を成し遂げて最強を証明した。また現3冠王者の浜亮太(30)への挑戦も正式表明した。

 痛めた左ひざに力が入らなかった。同部に容赦ないキックも浴びた鈴木だが、目はギラギラしていた。船木に強烈な頭突きを見舞うと、ゴッチ式脳天くい打ち。裸絞めから逆落としを仕掛け、そのまま再び裸絞めで首を圧迫し、船木のタップで連覇した。ジャイアント馬場、ハンセンに続く史上3人目のV2に「時代とかメンバーが違うとかあるけど、2人以外の他に誰もしてねえんだから。オレが日本のプロレスを支えてんだよ」と最強を宣言した。

 遺恨を続けてきた船木とは試合後、電撃的な握手と抱擁を交わした。鈴木は「アイツの過去は大嫌いだ。ただ今のアイツと正面向いて新しい関係ができれば」と一定の和解を表明。自らけん引したGURENTAIの活動休止も宣言し「次のステップだ。相撲からきたブタ野郎(浜亮太)、プロレスなめんじゃねえ」と3冠ヘビー級王座への挑戦も表明していた。