大相撲の元幕内若麒麟の鈴川真一(26)が、5月9日のIGF大阪大会(大阪府立体育会館)でプロレスデビューすることが28日、決定的になった。昨年1月に大麻取締法違反(所持)で逮捕(のちに執行猶予付き有罪判決)され、日本相撲協会から解雇された後、プロレス転向を目指してIGF入りしていた。この日、IGF会長のアントニオ猪木が都内で開いた会見に現れた鈴川は、5月に米武者修行を行うと報告。猪木から「修行じゃねえ。リングに上がれ」と即デビューを通告されると、「準備はできています。5月の大阪でもいいです」と返答した。対戦相手は今後、調整となりそうだが、猪木は「バーネットとやれ」と話すなど、強豪をぶつける意向のようだ。