新日本のIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(26)が、今年も日本マット界の真ん中を突き進む。9日、都内で行われた13年度プロレス大賞の授賞式に出席。猪木、天龍、鶴田に次ぐ史上4人目の2年連続MVPも、昨年獲得したベストバウトを逃したことに表情は晴れなかった。「MVPは当たり前。去年は気持ち良く終われた試合がなかったので、今年はしっかりやって両方取りたい」とダブル受賞に意欲を見せた。

 圧倒的な力で頂点に君臨する若き王者にとっても、MVP“防衛”は容易ではない。同団体では、G1クライマックス最終戦の史上初となる西武ドーム開催を発表するなど、昨年以上にビッグマッチ連発の1年を迎える。13年は王者としてほぼ全大会でメーンを務めてきたが、2月9日の広島大会では、王者・棚橋と中邑によるIWGPインターコンチネンタル(IC)選手権がメーンに決定。価値が高まっていくIC王座と注目が分散されることで、存在感を示すことはより難しくなる。

 次のタイトル戦は同11日の大阪大会。V8をかけ、後藤洋央紀を迎え撃つ。今年はデビュー10周年の節目の年。自身を「プロレス界の真ん中」と豪語するオカダが、その強さを証明する。【奥山将志】