旧PRIDEミドル級王者で、UFCで戦うバンダレイ・シウバ(38=ブラジル)が19日(日本時間20日)、総合格闘技からの引退を表明した。「私のキャリアは終わった。アスリートとして適切なリスペクトを得るステージを持てない。十分に戦った」と説明した。96年11月にデビューし、98年10月のブラジル大会でUFCに初参戦。99年9月からは旧PRIDEに戦いの場を移し、桜庭和志らと激戦を繰り広げるなど日本の総合格闘技発展にも貢献した。07年にUFCに復帰し、13年3月の日本大会でのKO勝ちが最後の試合となっていた。(デーブ・レイブル通信員)