無期限活動停止となった亀田ジムから東日本ボクシング協会預かりとなった亀田興毅(23)大毅(21)和毅(18)の3兄弟それぞれの練習受け入れ先が、16日までに渡嘉敷、セレス、ワールドスポーツの3ジムに内定した。
元WBA世界スーパーフライ級王者で、セレスジムのセレス小林(37=本名・小林昭司)会長は、困惑を隠しきれなかった。この日、千葉・柏市内の同ジムで報道陣に対応。東日本協会から「3、4日前に」打診を受け、亀田3兄弟のうち1人の練習拠点となることを了承したと認めた。だがこの日までに、その後の連絡はなく「(3兄弟の)誰になるか、いつから来るかは分からない。本当に来るのか」と首をかしげた。
預かった後の対応についても不安を吐露した。「練習をチェックして、東日本協会に報告しないといけないの?」と報道陣に逆取材。過去に三男和毅が同ジムにスパーリングに訪れるなど、亀田家と交流はあったが、白羽の矢が立った理由も説明されていない。早くも「問い合わせの数がものすごかった」と、数十件の電話に反響の大きさを痛感。「騒がしくなるのかな」と本音を漏らした。
協会側には「条件はコーチやトレーナーをつけること」と伝えたという。ジムでの練習は了承したが、兄弟とは距離を置く見通しで「あくまで練習場所を提供するだけ。求められれば助言するかもしれないが、口出しはしない」と指導も合同練習も考えていない。一方で特別扱いするつもりもない。「あいさつや片付け、といった当たり前のことができなければ注意する。着替えも他の選手と一緒。車で通ってもいいが駐車場はない」と冷静に話した。【高田文太】


