日本相撲協会は29日、名古屋市の愛知県体育館で秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、新十両には正代(23=時津風、熊本県出身)が昇進した。

 東農大出身の正代は、熊本農高3年のときに国体少年の部で優勝。東農大では2年時に学生横綱に輝いて幕下15枚目格付け出し資格を取得したが、学生生活を優先。14年春場所に前相撲から初土俵を踏んだ。

 再十両は大翔丸(24=追手風、大阪府出身)、希善龍(30=木瀬、香川県出身)、旭大星(25=友綱、北海道出身)の3人。

 27日に年寄「大島」を襲名した元関脇旭天鵬(40)ら6人の引退も発表された。