NMB48の城恵理子(14)が6日、大阪・NMB48劇場で行われた「研究生公演

 青春ガールズ」に出演し、404日ぶりに劇場復帰した。

 初代チームMセンターだった城は昨年9月28日、学業優先のため卒業。しかし、アイドルへの夢があきらめきれず、今年10月13日の3周年公演で復帰を発表していた。

 かつてはシングル選抜常連で、2期生のエース的存在だった城。ルックスが前田敦子に似ていることから「ポスト前田敦子」と呼ばれたこともあった。その城が、久々の劇場公演。この日は、4期生まで増えた研究生公演に出演した。

 自己紹介は最後列の3列目。「久しぶりの公演なんで、緊張しています。汗もいっぱいかいて、汗も笑顔も元気も上々でいきたい」とあいさつ。かつて選抜メンバーに入っていたシングル「ナギイチ」でも、この日の公演では後列ポジションから笑顔をはじけさせた。

 4期生の大段舞依(19)からは「焼けてるからたこ焼きみたい。めっちゃ城ちゃん、おいしそう」といじられ、照れたような笑顔も。アンコールに入ると客席から「えりこーっ」コールが繰り返され、「お帰りーっ」の声も飛んだ。

 復帰発表で、登壇した際、城は「許してもらえない、納得できないメンバーもファンもいると思います」と唇を真一文字に結んで話していた。厳しい気持ちで復帰していただけに、温かい客席の反応に感涙しそうになる場面もあった。

 「えと…。これから頑張りますので、応援よろしくお願いします」。マイクを手にステージ中央へ移動。ぎこちない動きながら“センター”に立ち、再スタートを切った。