<大島優子卒業コンサート>◇8日◇味の素スタジアム

 アンコールでは、盛大な卒業セレモニーが行われた。大島の卒業曲の1つ「今日までのメロディー」では、苦楽を共にした同期の2期生OGメンバーが集結した。

 秋元才加(25)河西智美(22)増田有華(22)松原夏海(23)野呂佳代(30)佐藤夏希(23)高田彩奈(25)早野薫(21)今井優(29)が登場し、ともに歌った。続けて、チームKの楽曲「草原の奇跡」「支え」を披露。「支え」では、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、OGメンバー全263人が、花道に列をつくり、大島と1人1人が、さながら“握手会”のように、言葉を交わしながら握手。最後は高橋みなみと固く抱き合った。

 大島は「コンサート名に自分の名前が付くとは思ってもみなかった。だから今日は私のためにとてるてる坊主を作ってくれたり、天気が良くなるようにとたくさんの人の。こんなに多くの人に支えてもらって、私の人生の誇りです。私のことを見つけて応援してくれたファンの皆さん、私と出会ってくれてありがとうございました。AKBの中に推しメンはいたとして、芸能人の一推しは?(ファンが優子ー!

 と応える)ずっと推しメンでよろしくお願いします!」と時折涙を見せながらも、笑顔であいさつした。

 「前しか向かねえ」を歌うと、「私、時間だからいかなくちゃ。大島優子、いってきまーす!」と空中ブランコに乗った。代表曲「ヘビーローテーション」を歌いながら、上空を横断。最後までファンに笑顔で手を振りながら、「私は本当にAKB48が大好きです」と叫び、会場を後にした。

 会場には、前田敦子(22)篠田麻里子(28)も訪れ、見守っていた。