フジテレビのエース、「カトパン」こと加藤綾子アナウンサー(30)が、司会を務める同局系「めざましテレビ」を4月1日で降板、今年4月いっぱいで退社することを22日、発表した。

 この日、「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)に生出演。番組終盤にコンビを組む三宅正治アナウンサーが「ここで番組からお知らせです。加藤綾子キャスターが4月1日をもってめざましテレビを卒業させていただきます」と話すと、加藤アナは「皆様にご報告させていただきます。入社した2008年からめざましテレビを担当させていただきまして、2011年10月から毎日出演させていただいたこの番組をこのたびを離れることになりました。あと2カ月ちょっと4月1日まではこれまで通り頑張りますので、皆さんこれからもどうぞよろしくお願いいたします」と笑顔を見せた。

 番組内では、退社について触れなかったが「めざまし-」の後の番組の「とくダネ!」に生出演した笠井信輔アナウンサーは「今朝、午前3時半に加藤アナウンサーから(退社の)報告を受けました」と話した。

 加藤アナは番組終了後にコメントを発表。

 「本日、番組内でもご報告させていただきましたが、このたび、『めざましテレビ』を卒業することになりました。毎日笑顔があふれ、家族のような『めざましファミリー』から卒業することは、とても残念ですが、今が一番納得のいく時期だと感じております。

 入社してから7年半、早起きの生活を続け、仕事を中心に生活してまいりました。それこそが生きがいで誰かに必要としていただけたことがとてもうれしく、少しでも力になりたい、そんな思いで8年間全力で走り続けてきました。

 何もできない私にさまざまなチャンスを与えてくださり、温かく見守ってくれた視聴者のみなさま、番組スタッフ、そしてフジテレビに心から感謝しております。この気持ちを胸に精いっぱい頑張ろうと努めてまいりましたが、ここで少しゆっくりと日常を歩んでいきたいと思いました。これからは、在籍中に培った経験をもとに新しい道を切り開いていきたいと考えています。

 引き続き担当させていただく番組もありますので、今後ともよろしくお願いいたします」。

 退社後はフリーとなり、女優篠原涼子、谷原章介らが所属する芸能事務所、ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属する。