テレビ朝日系アニメ「魔法つかいプリキュア!」(日曜午前8時半)に出演中の高橋李依(朝日奈みらい=キュアミラクル)と堀江由衣(リコ=キュアマジカル)が2日、都内のTジョイPRINCE品川でスタートしたアニメ映画「プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」(土田豊監督)大ヒットオールナイトイベント第1弾に登壇した。

 高橋は、シリーズ第1作「ふたりはプリキュア」(04年)に出演した本名陽子(美墨なぎさ=キュアブラック)、ゆかな(雪城ほのか=キュアホワイト)と一緒の登壇に大興奮だった。発売中の「プリキュア新聞 2016春号」でのインタビューでも語っているが、高橋は子どもの頃に「ふたりはプリキュア」を見て、育った。それだけに、本名とゆかなが司会からプリキュアに変身する時の“名乗り”を促されると「聞きたい!! 見ていたから!! すごいうれしい!!」と喜び、涙ぐんだ。

 高橋は司会から初代の2人に質問するよう促されると、力を込めて「戦いの時、1番心掛けたことは何ですか?」と質問した。本名が「私は、どんな時も前しか見ていない。いつも、この方(ゆかな)に引っ張ってもらった。毎回(同じ変身の名乗り含め)全部取るので、のどもつらいですけど、毎回(声を)失ってもいいという覚悟でやっていました」と熱っぽく答えると、高橋は感激のあまり全身を振るわせた。

 一方、堀江は、シリーズが2年続いた初代の2人に「ここだけの話、2年続けるには、どうしたらいいんですか?」と、ぶっちゃけて質問した。それに対し、ゆかなは「続けることを考えず、前に進むことかな。気が付いたら、後ろに道ができていた」と答えた。

 この日は最新作「プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」を筆頭に、翌3日朝まで6本の映画が上映される。堀江は劇中でも唱える魔法のせりふを交えてあいさつした。

 「プリキュアの映画が山盛り見られて、多分お帰りは明日の朝。プリキュア成分をたっぷり吸収し、体の中に入れていただいて、きっと心も体もリフレッシュされて、明日からの日々を楽しく過ごせるんじゃないかと思います。最後、魔法をかけたいと思います。キュアップ・ラパパ! 皆さんが、最後まで寝ずに楽しんでみてくれますように!!」

 高橋は最後に「安心してください!! プリキュアの未来は、任せてください!!」と声高らかに宣言した。