ショーケンこと俳優萩原健一(65)が、フジテレビ系バラエティー番組「ダウンタウンなう」(27日午後7時57分)の人気企画「本音でハシゴ酒」に登場し、波瀾(はらん)万丈の半生を語っていることが分かった。

 グループサウンズ「ザ・テンプターズ」のボーカルとして一世を風靡(ふうび)し、テレビドラマ「太陽にほえろ!」のマカロニ役や、大ヒットドラマ「傷だらけの天使」などで知られる国民的スター。海外の映画賞や日本アカデミー賞優秀男優賞など受賞歴も多い一方で、数々のやんちゃ行動で芸能活動自粛もしばしば。そんなショーケンをスペシャルゲストに迎え、彼の大ファンというダウンタウン、坂上忍がトークを展開する。

 ショーケンとダウンタウンの共演は29年ぶり。ショーケンの到着を前に「そもそもショーケンと呼んでいいのか…」と、番組としては珍しくダウンタウンと坂上が作戦会議をする場面もあった。姿を見せたショーケンは、自ら1人ずつと握手。「お元気ですか」と聞かれ「今日を機に元気がなくなる可能性があります」とボケたり、「こんな日がくるとは思わなかった」とつぶやく松本に「もうすぐ死んじゃうからね」とジョークで笑顔をみせた。

 ショーケンの芸歴年表や、国民的スターのエピソード、マカロニ殉職シーンなど、トークテーマが盛りだくさん。29年前のダウンタウンとの初共演を振り返ったショーケンが、舞台裏の松本の印象を語ったり、浜田について「僕があこがれていることをしている」と評したり。ダウンタウンが「傷だらけの天使」のオープニングが好きすぎて、バラエティー番組でパロディー化して映像をショーケン本人に見せる場面もあった。