林家三平(45)が29日、日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時半)の新メンバーとなり、生放送後に、丁子色(ちょうじいろ)の着物に衣装を改めメンバーらと会見を行った。

 新メンバーの話を受けたのは、今年3月だという。「日本テレビ社長室の隣の会議室で、偉い人に囲まれて『お願いします』と言われて『はい』と答えてしまいました。『もししゃべったら、この話はなかったことになりますから』と言われ、ずっとおさめていたのが大変でした」と振り返り、家族にも言わずにいたと打ち明けた。

 三平の起用理由について、新司会の春風亭昇太(56)は「家庭が円満で奥さんがきれいだから、と聞いた」と話し、笑いを誘った。番組関係者は「それもあるけど、40代が番組にいないこと、朗らかで屈託のない笑顔が空気を変える、というのが理由」と話した。

 また、この日は同局系「24時間テレビ39」(8月27、28日)チャリティーマラソン走者も番組内で発表され、林家たい平(51)に決まった。「日本中の皆さんが勇気をもらっている番組で、1年に1人しか走れないマラソンにお声かけいただいて、うれしいけど僕に務まるか不安。誰かの何かになるために、一生懸命走るという気持ちを持って、3カ月体を鍛えていきたい」と意気込みを語った。